ハイブリットコミュニケーション時代:後編

親愛なる皆さん、
メリークリスマス

先日、<ハイブリットコミュニケーション時代:前編>ではオンラインでのコミュニケーションは繋がり難く、関わり難い、故に、これまで以上にコミュニケーションの感度を上げる、相手を思いやる、そして、繋がる意欲や活発に関わるエネルギーが必要であると書きました。

コロナ禍において、個人も企業もそんなことが試されているような気がします。
そして、そこに気づかず、怯えながらただ終息を待っていては衰退し、本当に終息した時に大きな差がついてしまいます。
大変な時代ではありますが、捉え方によっては、コミュニケーション力(感度、洞察力、思いやり、繋がる力)や組織の力を強化するチャンス!
捉え方によってはおもしろい時代の到来であります。

もう一つの重要な気づきは、“自分に矢印を向ける”という覚悟がこれまで以上に必要になったということ。
私はこれまで研修講義や著書や社員教育の中で、よりよい人生を生きていく為に大事なこととして、一貫して伝えてきたことがあります。
それは、「自分に矢印を向けること、人のせいにしないこと」であります。

問題や不具合が起きた時、うまくいかない時、上司のせい、部下のせい、同僚のせい、お客が悪い、会社が悪い、世の中が悪い、環境条件が悪い、あいつが、そいつが・・・と、矢印を外に向けると自分の責任が軽くなり楽になったと錯覚します。
でも、それではいつまで経っても問題は解決せず、うまくいきません。
場所を変え顔を変え、同じことを繰り返します。
そうではなく、問題や不具合が起きた時、うまくいかない時、自分に何が問われているかを考える、その意味を問う。
人のせいや環境条件のせいにするのではなく、自分に矢印を向ける。
繋がり難く関わり難いオンラインコミュニケーションは人や環境のせいにし易い。
だからこそ、リアルコミュニケーション以上に自分に矢印を向ける覚悟、その意識を強く持たなければなりません。そして、ここまでがオンラインでの限界と判断した時は、やはり、リアル。直接会うことです。

2回にわたって<ハイブリットコミュニケーション時代>を書いてはきましたが、やはり、どこまでいっても直接会って対話する、触れ合うに勝るコミュニケーションはないというのが結論です。
オンラインというツールを、より良い人間関係を構築する為に、使い方を誤らぬよう努め、活用して参りましょう。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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