敬意と意思決定
親愛なる皆さん
おはようございます。
人生は人間関係の連続だ、人生=人間関係といっても
過言ではない。生まれた瞬間から亡くなる直前まで、
否、亡くなった後も、物理的な関わりは無くとも、
その人のことを思ったり、考えたり、精神的な支えに
なっていたり、または逆に恨み続けていたり、、、
亡くなった人との関係性は続いている。
今朝は、少し重たい書き出しとなったが、
それには理由がある。
このところ自分の覚悟や意思決定力が試されているか
のような、重要かつデリケートな案件が重なっており、
自分が発する言葉の一つひとつに今更ながら代表者と
しての責任の重さを感じている。
そんな中、先日の重要プロジェクトの打ち合わせの
テーブルで、プロジェクトメンバーの一人が発して
くれたアドバイスが今朝のタイトルでもある
「敬意と意思決定」
私は良好な人間関係を重んじる。
何故ならば、人生=人間関係、全ての原動力は
良きも悪しきも人間関係に根差すと信じているからだ。
しかし、それを重んじ過ぎるあまり、
経営判断を誤ることもあるということをメンバーの
一人が気づかせてくれた。
相手に対する敬意を重んじるがあまり、
経営の重要な意思決定をその相手に委ねてしまう
ことにもなりかねないということ。

本来は自分で意思決定して報告というレベルで
伝えるべきことを、相談というレベルで伝えてしまい、
自分の意見と食い違い、ぶつかり、関係性をも壊れて
しまうような事態になってしまえば、それはもう本末転倒。
人間関係を重んじること、相手に敬意を払うこと、
これらを最重要視する信念は不変であろうとも、
否、不変であるが故に、その想いと同等に信念を
持った自分の意思決定が重要であるということ。
敬意と意思決定を混同させず、しっかり分けて、
どちらにも覚悟と信念が必要であります。
熱き想い、頑なな信念と共に、
柔軟な思考、冷静な判断が必要です。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝