戦後80年、皮肉な変化
親愛なる皆さん
おはようございます。
お盆中、お休みを楽しまれた人、お仕事の励まれた人
様々かと思いますが、我が社は業種柄ほぼフル稼働、
お盆に限らず、365日24時間、誰か彼かが働いてくれ
ています。スタッフの皆さんには頭が下がります。
そして、彼ら彼女らは、私の誇りであります。
同じ物流業を営む会社でも、自動車や機械など「工業系物流」
と食品や日用雑貨を扱う「商業系物流」では、稼働日等に大き
な差があり、商業系物流は、毎日食べる物、使い消耗する物を
扱う為、どうしてもお休みが取りづらい業であります。
我が社は、商業系物流、お盆もフル稼働の所以であります。
話は変わり、今年は終戦から80年。
私は今年60歳ですから、云うまでもなく戦争経験者
ではありません。しかし、私が生まれるほんの20年前までは
戦争をしていたわけです。戦中戦後の状況は映像で観た
ことや、親から聴いた話でしかありませんが、焼け野原で何も
なくそれはそれは今では考えられないような貧しい状況で
あったことが分かります。しかし、その20年後私は生まれ、
物心ついた時には、家で毎日ご飯を食べ、テレビを観、世間
では新幹線、高速道路、東京タワー、高層ビル・・・と、
戦後復興、産業振興の勢いはものの見事で、1968年には
ドイツを抜き、世界第2位の経済大国にのし上がるという
見事な復興を遂げました。
どん底から這い上がった、先人たちはこの国を甦らすために
本気で働いた。明治維新を遂げた国、戦後奇跡の復興を遂げ
た国、誇り高き国民性であります。
でも、令和の今、何かがおかしい・・・
同じ国、同じ国民であるにもかかわらず、明治、大正、
昭和初期の国民性とは、明らかに違う。
違いの一つひとつをあげるとキリがないが、代表的な一つを
あげると「働かなくなった」と言えるのではないか、
少なくとも私はそう考える。(勿論、国民全員ではない)
週休二日制、三日制、振り替え休日、有給休暇、
育児休暇、週40時間制・・・
これらの制度、規制が出来たのはほぼ全て戦後だ。
そんな制度、規制などとはかけ離れた働き、
寝食を忘れて我武者羅に働きに働いた
その結果が先の復興に繋がったのは間違いない。
働きに働いて豊かさを築いてきた国が、
何故「働かない」法律、制度を作るのか?
その大きな要因の一つは原因は「豊かさ」だ。
実に皮肉だ。
働かない制度の軌道に乗った人達は、益々権利の主張
をします、所得や待遇などの条件制度に対しての欲望
が益々肥大化する。飲めば飲むほど喉乾く塩水の如く
であります。挙句の果てには労使トラブルまで発展する
ケースも今は少なくない。
私たちは一所懸命働いて、物質的な豊かさと同時に
心の豊かさ、精神的な安定も同時に育まなければな
りません。上記の流れは反面教師として、そんなこと
を示唆してくれています。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝



