一 所 懸 命

親愛なる皆様
おはようございます。

「いったん志を抱けば、この志にむかって事が進
捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を
発してはいけない。たとえその目的が成就できな
くても、その目的への道中で死ぬべきだ。
生死は自然現象だから計算にいれてはいけない」

これは、司馬遼太郎さんの名著「竜馬がゆく」の
中の私の好きな一節です。
私が主催する物流マネージャー実践研修、
半年間に及ぶ研修の最終講座で受講生へ贈る言葉
として、テキストの最後のページでこの一節を引
用させてもらっています。

生死は自然現象だから計算に入れてはいけない、
つまり、これは神様が決める事であって、自分では
決めることが出来ない、でも、大事なことは、いつ
命が絶たれようとも、夢やビジョン、真の目的に向
いて進むこと、否、進んでいること自体が大事なの
である。日々が大事、今この時、一瞬一瞬が大事な
のである。 と、私は理解しています。

半年に及ぶ研修の最後にこの言葉を受講生に贈る
には理由があります。
それは、近年、私の近しき人たちの逝去が続き、
「生き死には自然現象(神様が決めること)」
つまり、命に順番はないということを確信している
からです。

昨日、私の大事な友達H君の奥さんが亡くなりました。
経営者仲間であり、かわいい後輩の奥さんであります。
ああ、神様はなんて不条理で不平等なことをするのか、
無念でなりません、可哀想で仕方がありません。

不条理で不平等な神様が唯一平等に与えてくれている
ものがあるとするなら、それは、今日一日という日、
否、今この一瞬という時間、儚くも確かな命、
今この一瞬生きているという事実だけは平等に与えて
くれています。

だから、生きている者にできる唯一にして最高のことは、
今この一瞬を懸命に生きること、一所懸命であること、
それ以上のものはないように思います。

H君の奥様のご冥福を心よりお祈り致します。

物流応援団長@山田泰壮 拝

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