育てても育たず:その1
親愛なる皆様
おはようございます。
以下は、人財育成の苦難と本質を表現した言葉だ。
「育てても育たず、
されど、育てねば、我れ育たず」
言い得て妙である。
人はなかなか育たない。
それでも、めげず、諦めず、一所懸命育てる。
結果、その対象者が稀に育つ場合もある、
多少育つこともある、全く埒が明かない場合もある、
最たるは裏切られるようなこともある。
それでも、めげず、諦めず・・・続けているうちに、
気が付けば、誰よりも彼よりも自分自身が強くなっ
ている、成長している、育っている。
という人財育成の格言であります。
育てても育たず。
ましてや、おとなに対する教育、人財育成たるは、
育てても育たずの最たるものかもしれない。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2020/05/94217668_2878721832209082_8816143029057355776_o.jpg?resize=960%2C540)
幼児教育は、大変ではあるが、純粋無垢が故に
如何様にも染まりどんどん吸収していく。
(良しも悪しきもだが)
それに比べておとなの教育は、おとなに至るまでの
間に多くの経験体験、人間関係を通じて、意識、
思考、物事の捉え方等が脳裏や意識や、否、細胞に
染みついて習慣化しまっている。
(これも良きも悪しきもだ)
良きことが習慣化しているのは良いが、悪しきが
習慣化して染みついている場合は大変、されど、
悪しきが染みついている場合が多い。
どうやら良きものは清らかですぐに流れ落ちてしまい、
悪しきものはしつこい汚れのようにこびり付いてなかな
か落ちないものなのかもしれない。
この話題は、長くなりそうなので、
シリーズで書きたいと思う。
今日は、ひとまず、これで。
次回へつづく。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長@山田泰壮 拝