育てても育たず:その1

親愛なる皆様
おはようございます。

以下は、人財育成の苦難と本質を表現した言葉だ。
「育てても育たず、
されど、育てねば、我れ育たず」
言い得て妙である。

人はなかなか育たない。
それでも、めげず、諦めず、一所懸命育てる。
結果、その対象者が稀に育つ場合もある、
多少育つこともある、全く埒が明かない場合もある、
最たるは裏切られるようなこともある。
それでも、めげず、諦めず・・・続けているうちに、
気が付けば、誰よりも彼よりも自分自身が強くなっ
ている、成長している、育っている。
という人財育成の格言であります。

育てても育たず。
ましてや、おとなに対する教育、人財育成たるは、
育てても育たずの最たるものかもしれない。

幼児教育は、大変ではあるが、純粋無垢が故に
如何様にも染まりどんどん吸収していく。
(良しも悪しきもだが)

それに比べておとなの教育は、おとなに至るまでの
間に多くの経験体験、人間関係を通じて、意識、
思考、物事の捉え方等が脳裏や意識や、否、細胞に
染みついて習慣化しまっている。
(これも良きも悪しきもだ)

良きことが習慣化しているのは良いが、悪しきが
習慣化して染みついている場合は大変、されど、
悪しきが染みついている場合が多い。
どうやら良きものは清らかですぐに流れ落ちてしまい、
悪しきものはしつこい汚れのようにこびり付いてなかな
か落ちないものなのかもしれない。

この話題は、長くなりそうなので、
シリーズで書きたいと思う。
今日は、ひとまず、これで。

次回へつづく。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長@山田泰壮 拝

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