工業系物流と商業系物流:その4【まとめ】 ~辿り着いたシンプルな結論~

シリーズで描いてきた「工業系物流の商業系物流」を
今朝でまとめたいと思う。

長年、ほぼ商業系物流のみに携わってきた私の文脈からは、
商業系が是で、工業系が非かのように伝わったかもしれないが、
決してそうではない。何故ならば、どちらも必要だからだ。

リーマン、震災、コロナ、戦争、そして今、2024年。
この約20年の間、多くのそして多種多様な物流会社と関
わりながら、数々の有事を通過していく中で、多くの事象
を目の当たりにしながら、気づき、学び、自らも実践し、
今、私は実にシンプルな結論に辿り着いている。

常に有事であるということ。

現状に胡坐をかかないということ。
事が起きてから慌てたり、手を打つのではなく、
常日頃から手を打っておくということ。
そして、学び続けるということ。

例えば、
顧客のシェア分散の為の営業活動(活動の形態は様々)は物流業
に限らずあらゆる業種においての命題、トップシェア顧客5割
~8割という会社は少なくない。常日頃活動せず、事が起きて
から活動すると、先のような戦(三河VS尾張)が起きる。
例えば、
他社から学ぶということも重要だ、運よくたまたま順調な業績
で推移してきたことにより、他社(他者)から学ばず井の中の蛙
になっている会社や経営者も少なくない。
その他、
ローコストオペレーションの為の様々な施策、飽くなき安全対策、
社内外の仲間としっかり繫がり、自社の更なる盤石体質を常に
意識し手を打ち続けること。その為には、やはり学び続けること、
学び終えたところから衰退が始まります。

2024年4月、改正労働法が施行された。
そこには、工業系とか商業系の枠はない、二つは一つです。
毎日が有事と捉え、現状に胡坐をかくことなく常に手を打
ち続けること、そこにも、工業系とか商業系の枠はない、
二つは一つなのです。

4回にわたって書いてきた「工業系物流と商業系物流」
詰まるところ、業種の枠を越え、その違いを認識し理解し合い、
しっかり繫がること、常に(常に有事)助け合える関係性を築いて
いくこと、それは工業系、商業系何でもかんでも手を出せばいい
ということではなく、知恵を出し合える関係性ということ。
35%の荷物が運べなくなる現実はもうそこまで来ている。
それは、考え方やり方によっては、物流業界のビッグチャンス
到来と捉えることも充分できる。

シリーズ<工業系物流と商業系物流>おわり

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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