論語と算盤

親愛なる皆様
おはようございます。

今、NHKの大河ドラマは“晴天を衝け”渋沢栄一の物語。
渋沢栄一といえば、「論語と算盤」。
論語とは、人としての立ち居振る舞い、人としての道理を
教える教科書と云ってもいい、そして、算盤とは経済活動
のことだ。

一見、相反するかに思える、この両輪が重要で、
「道理と事実と利益は必ず一致する」
と渋沢は云い残している。

話しは変わり、昨日午後は、顧客との重要案件の
打ち合わせと、夕方はオンラインにて物流交流会を
行ないました。

現場運営においては、業務内容とコストのバランスを
常に意識した意思決定、取り決めが重要で、私は特に
労働環境においては拘りがあるので、現場で働く人た
ちが働きやすい労働環境を前提とした業務内容と料金
の取り決めにおいては、顧客に対しても意見を忌憚な
く伝える。安易な妥協は決してしない。
昨日の顧客との打ち合わせは、正に業務内容の見直し
と料金交渉でしたが、なかなか紛糾し、結論は次回以
降に持ち越しとなった。

夕方のオンライン物流交流会では、G社の女性経営者
H社長にご登壇頂き、自社での取り組みをお話しして
頂きましたが、およそ7年前、前社長のお父様の大病
を機に社長に就任されてからの様々な苦難の中、
顧客や従業員と前向きに関わり良好な関係性を築きながら、
苦難を乗り越え、立派な経営者に成長され、素晴らし
い経営をされ、社員の高所得、業績の向上といった
成果を創り出しているお話に感銘致しました。

現場で働く人たちが働きやすい労働環境を大前提とした
顧客との話し合いと、H社長の関わる人たちとの前向き
な関わりを通じて成果を創り出されているお話し。
その二つともに共通して先の「論語と算盤」を思わされた。

労働環境を軽んじ利益を重んじた経営は詰まるところ
成り立たない。
関わる人たちとの良好な関係性なくして成果には決
して繋がらない。

「道理と事実と利益は必ず一致する」
言い得て妙であります。

今日も一日良い日に致します。

物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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