事故発生の本質を知る:その2

~運輸・交通システムEXPO東京2019終了~

親愛なる皆様
おはようございます。

運輸・交通システムEXPO東京の三日間を終え、
金曜日晩名古屋に戻り、昨日は実践研修名古屋
31期生第3講でした。ハードで濃密な週末でした。

今朝は先週書いたコラムの続きを書きます。

デジタル化、IT化、IA化が加速していく中で、
人間の本来のアナログのリズムから益々逸脱し
ていく現実。

会って会話をするコミュニケーションから電話、
携帯、メール、ライン、画像と、コミュニケー
ションのデジタル化が起こす弊害は、ながら事故
の増加、それによって亡くなる人はここ数年毎年
30人規模にまで増えている。本来、人の暮らしや
仕事を便利快適にする目的で開発されたはずの
デジタル機器に翻弄され、人が亡くなっていると
いう本末転倒な現実。

今回のEXPO内で行なったセミナーでは
交通事故の本質的なところに触れながら
ご来場の皆さんへ事故撲滅をうったえましたが、
コミュニケーションのデジタル化により起きている
この異常な現実に気付き、人間同士の血の通った生
コミュニケーション、本来の人間のリズムを取り戻す、
というよりもそこを意識し、意図してアナログのコミ
ュニケーションを重んじた関係性を築くこと、ここ
に事故撲滅の鍵があります。

と、ここまでは、前回のコラムで大体書いた。
さて、では、何故アナログのコミュニケーションが
事故撲滅の鍵となるのか?

結論から云うと「事故の根本原因は生理現象である」
ということです。これだけを聴くと「えっ?」と思
われる人が多いかもしれませんし、よく分からないと
思いますが、事故発生の原因を追究していくと、
焦っていた、わき見をしていた、イライラしていた、
考え事をしていた、ボーっとしていた、ちょっとくらい
いいかという甘えや油断、この野郎!という傲慢さ・・・
等々等々、湧き上がってくるありとあらゆる感情や
瞬時に動いてしまう視線やついつい出てしまう悪い癖、
これらは全て無意識の行動、動作、つまり生理現象で
あります。

やはり、この話題はまだ長くなりそうですので、
今朝もこの辺にして、シリーズで次以降もこの
話題を書きます。ちゃんと結論まで辿り着けるか
ちょいと心配ですが^^;

様々な出来事があった私にとってはとても
長い五月が終り、六月になりました。
今月も濃密な1ヶ月になりそうです。
皆が無事で、元氣で安心して暮らせる、
仕事が出来る毎日でありますように。

今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長@山田泰壮 拝

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