「同じ」に気づき、「違う」を受容する
親愛なる皆様
おはようございます。
物流マネージャー実践研修やマイラップ(社内リーダー研修)
で行なうコーチングのプログラムの冒頭では、
「違う」を認知し受容する。ということを体験学習や事例
や講義を通じて受講者に伝える。
これは、コーチングスキルを高めていくうえで、とても重要
なことで、常に念頭に置き意識しつづけ、思考や行動を習慣化
していく必要があるからだ。
「違う」を認知し受容するとはどういうことか?
人は皆違う。
姿かたちは勿論、考え方、感じ方、イメージ、同じ話を聴いたり
同じものを観たとしてもその受け止め方捉え方は皆違う、
極めて似ている人が居たとしても同じではない、1ミリは違う。
同じは誰一人として存在しない、誰もが唯一無二、「違う」のだ。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2021/05/174727461_3888411194573469_3597323665758211668_n.jpeg?resize=1024%2C788)
これはごく当たり前で自然なことで、何もおかしなことではない。
しかし、であるにも関わらず、この「違う」ということが原因と
なって、人間関係がギスギスしたり、亀裂が入ったり、時に修復
不可能なまで壊れたりする。果ては戦争にまで及ぶ。
「違うじゃないか!」「違うって!」「そうじゃない!」
「分らんヤツだなー!」「そんな意味で云ったんじゃない!」
「なんで?そう捉えるかなぁ(舌打ち)」とかとかとか・・・
違うことは自然なことで、当たり前のこと、だから違ってていい、
何もおかしなことではない、それどころか違ってなきゃおかしい、
にも関わらず「違う」ことに怒り、「違う」ことを怨み、
「違う」に悩み、苦しむ。
そんな時「同じ」に気づくと、怒り、怨み、悩み、苦しみは
一気に和らぐ。
甘さや弱さ、自分勝手で我儘で、ズルくて、愚かで傲慢で・・・
誰かに対してそう感じた時、それらが全て自分の中にもあるんだ
と気づけたなら、「違う」ことに対するマイナス感情は、
スッと弱まる。
人は皆違うけど、人は皆同じ(似た)ようなもの。
「同じ」に気づき、「違う」を受容する。
言うは易し、行なうは難しだが、
それが出来たら景色はまるで違って見えてくる。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝