「同じ」に気づき、「違う」を受容する

親愛なる皆様
おはようございます。

物流マネージャー実践研修やマイラップ(社内リーダー研修)
で行なうコーチングのプログラムの冒頭では、
「違う」を認知し受容する。ということを体験学習や事例
や講義を通じて受講者に伝える。

これは、コーチングスキルを高めていくうえで、とても重要
なことで、常に念頭に置き意識しつづけ、思考や行動を習慣化
していく必要があるからだ。

「違う」を認知し受容するとはどういうことか?

人は皆違う。
姿かたちは勿論、考え方、感じ方、イメージ、同じ話を聴いたり
同じものを観たとしてもその受け止め方捉え方は皆違う、
極めて似ている人が居たとしても同じではない、1ミリは違う。
同じは誰一人として存在しない、誰もが唯一無二、「違う」のだ。

これはごく当たり前で自然なことで、何もおかしなことではない。
しかし、であるにも関わらず、この「違う」ということが原因と
なって、人間関係がギスギスしたり、亀裂が入ったり、時に修復
不可能なまで壊れたりする。果ては戦争にまで及ぶ。

「違うじゃないか!」「違うって!」「そうじゃない!」
「分らんヤツだなー!」「そんな意味で云ったんじゃない!」
「なんで?そう捉えるかなぁ(舌打ち)」とかとかとか・・・

違うことは自然なことで、当たり前のこと、だから違ってていい、
何もおかしなことではない、それどころか違ってなきゃおかしい、
にも関わらず「違う」ことに怒り、「違う」ことを怨み、
「違う」に悩み、苦しむ。

そんな時「同じ」に気づくと、怒り、怨み、悩み、苦しみは
一気に和らぐ。

甘さや弱さ、自分勝手で我儘で、ズルくて、愚かで傲慢で・・・
誰かに対してそう感じた時、それらが全て自分の中にもあるんだ
と気づけたなら、「違う」ことに対するマイナス感情は、
スッと弱まる。

人は皆違うけど、人は皆同じ(似た)ようなもの。

「同じ」に気づき、「違う」を受容する。
言うは易し、行なうは難しだが、
それが出来たら景色はまるで違って見えてくる。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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