もう一つの仕事

親愛なる皆様
おはようございます。

著書「なぜ弱さを見せあえる組織が
強いのか」を読み返している。
2年前に読書後のレポートをコラム
にして書いたが、今朝も触れようと思う。

著者はハーバード大学の発達心理学の
専門家たちが結成したPJチームのリーダー、
ロバート・キーガン。

「なぜ弱さを見せあえる組織が
強いのか?」この著書の表紙の帯に既に
その答えが書いてある。
「ほとんどのビジネスパーソンが自分の
弱さを隠すために多大な労力を費やしている」
と。

そして、著者は本書の中で、
それを「もう一つの仕事」と表現し。。。
「実は、組織に属している人の殆どの人が、
本来の仕事とは別の『もう一つの仕事』に
精を出している。お金ももらえないのに、
その仕事はいたるところで発生している。
駆け引きをし、欠点を隠し、不安を隠し、
限界を隠す。自分を隠すことにいそしん
でいるのだ」と書いている。

同じ著者の前作である
「なぜ人と組織は変われないのか」と本書は
共通して「発達」という概念を中心に据えていて、
これまでの脳科学や心理学の概念を覆す、知性は
大人になってからも成長を遂げるという新たな
概念を長年の研究によって立証し書かれている。

「知性は大人になってからも成長を遂げる」
ただし、そこには条件がある、その条件が
「もう一つの仕事」をやめることだ。
その為には、まず自分が「もう一つの仕事」
に精を出していることに気付くこと、認めること。

人や組織が成長していく為に、
これはどうしても避けて通れない条件、通過点
であるということは、本書のみならず、これま
でも多くの先人たちが表現の違いこそあれ、
様々な言葉を残している。

成果を創り出すには、強みを活かすこと、
弱みを改善しようとするのは時間の浪費である。
その為には自分の弱みを知ること。(ドラッカー)
望ましい結果を得るには、自分の闇をしっかり
意識しなければならない。(ユング)
長所の発信、短所の抑制。短所を認め意識すること。
(フングラー)

されど、言うは易し、行なうは難し。
なぜならば。。。
経済優先の長い歴史の中で利己的な競争原理が
脳や意識に刷り込まれ、無自覚のうちに自己保身
や自己防衛をしてしまっている、もしくは、
気づいているが、それを認めることは自分が否定
されるような錯覚、思考や行動に変化を起こして
いくことへの恐れのような感覚に支配されている。

されど、されど、「もう一つの仕事」を
止めることが、成長の為の絶対条件ならば、
行なうは難しであろうが、勇気を持って
止めるしかない。 
成長したいのならば。。。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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