実務継承と理念継承

親愛なる皆様
おはようございます。

事業継承や権限移譲を常に意識しながら行動
している一方で、放っておけば手出し口出しが
過ぎる自分のタチを知っているので、
意図して〝やらない〟という選択をすることが
このところは多い。相当辛抱している。
かなりストレスが溜まる。

されど、「社長に直接云えばいい」
「社長が解決してくれる」という体質は、
幹部や次世代リーダー達の成長を阻害し、
モチベーションを低下させてしまう。
なので辛抱する。

しかし、どうしても不足を感じてしまい、
ついつい首を突っ込み、手出し口出しをして
しまいそうになることも、否、してしまうこともあり、
その度に、嗚呼いかんいかんとジレンマに陥る。

だから、意図して〝やらないこと〟を決めている。

例えば、
我が社には社長室も無ければ、私のデスクも
置いていない。固定の居場所を設けてしまうと、
そこにいる時間がどうしても長くなる。そして、
口出しをしてしまう。何よりもこんな暑苦しい
オヤジが長時間同じ空間に居ると幹部は堪った
もんじゃない。
例えば、
長年行なってきた、従業員みんなに向けたバー
スデーカード作りやリーダー研修後レポート
への赤ペン先生役も今年から幹部に託した。
例えば、
毎月定期的に参加していた現場朝礼もよほどの
ことが無い限り出ないようにしている。
例えば、
営業活動や商談も極力単独は避け、極力幹部や
管理職と同行し、〝学ぶはマネぶ〟ようにして
もらうよう努めている。

などなどなど。。。。。
こう見えても(どう見える?)
私なりにいろいろと努めているのだ。

後進への権限移譲は着々と進んではいる(と思う)。
そして、何よりも私が願うのは、実務もさること
ながら、やはり、社員(部下)との関係性をより良
好に、より密に、しっかりと繋がってもらいたい。

つまり目に見える実務の継承以上に、
目には見えないが、思考や理念の継承、
これに尽きるといっても過言ではない。

今日も一日良い日に致します。

物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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