変容の時代

親愛なる皆様
おはようございます。

「成長」を辞書で調べると、「生物や物事が発達し大きくなることをいう」と、
だいぶ抽象的。私流の「成長」の定義は「出来なかったことが出来るようになる」ことであります。
歩けるようになる、喋れるようになる、文字が書けるようになる等々は具体的で分かり易い。
でも、そういった物理的なこともさることながら、気付けなかったことが気付けるようになる、
受け容れ難かったことを受け容れることができる、許せなかった事や人を許せるようになる
等々の意識レベルや精神的な側面での出来なかったことが出来るようになる様は、
成長というよりも「変容」と表現した方がピタッとくる。

「芋虫から蛹(さなぎ)、蛹から蝶へ。木の上を這って移動していた芋虫が、まるで姿を変えて蝶となり空を舞う。
これは成長というよりも変容」は、行動科学研究所 岩田洋治所長の言葉。
実際に、後輩経営者との会話や、会議中の部下の発言に対して、ふと成長を感じる瞬間があるし、
久しぶりに再会して驚くほど逞しくなっている友達を観て、成長を超えて変容を感じることもある。

一昨日は、一日の仕事を一通り終えて、オンライン勉強会に参加しました。
そこでは、製造業で務める28歳のM君が経営理念をテーマにした発表が素晴らしく、
M君とは、今年の初め、コロナ禍の前にオフラインの勉強会で同席したのが初対面だったのですが、
その時の印象とはまるで違い、責任感を持って快活に且つ楽しく仕事に励む頼もしさが、
画面越しでも明らかに認識できる様子に、正に成長を超えて、彼は変容を遂げたと感じました。

そして、昨日は、これまたオンラインにてヤマネット物流交流会。
ここでも「変容」を思わせる人物が登場、長年アドバイザーとして応援して下さっいている私の強力な助っ人の一人、
関空運輸㈱の井山さんに今月の講師役を努めてもらったのですが、
この度、専務に昇格され、昇格記念を兼ねて依頼した。

元々肝っ玉の据わった豪傑でありますが、久しぶりに観た彼の姿、醸し出す雰囲気は、画面越しではありますが、
何とも言えない図太さというか、逞しさが増していました。
今、時代は正しく変容の時代。コロナによって、生活様式、社会構造が大きく変化しています。
この機会をチャンスと捉え、そこから学び、行動し、周りと逞しく繋がり、成果を出している人、
逆にこの状況を脅威とのみ捉え萎縮してしまっている人・・・二日続けて、仲間達からよい刺激をもらい、
改めて確信しました。今こそポジティブに変容する機会なんだと。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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