試練と支援
~なぜ人と組織は変われないのか(まとめ)~
親愛なる皆様
おはようございます。
著書「なぜ人と組織は変われないのか」、
この本の内容をごく簡単に説明するならば、
人間の成長(知性や思考様式等)に対するこれまで一般的に
持たれていた概念や科学者が提唱してきた理論を覆す研究
結果をハーバード大学の研究チームが長年にわたって調査、
実験、研究を続けてきた結果、「大人になっても知性や思
考様式は成長、変容することができる」という中高年にと
っては希望の光のような一冊。そして、その為に必要な
心構えや認識しておくことが最後に描かれている。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2021/05/164432193_3810311975716725_7351370331590527457_n.jpeg?resize=716%2C1024)
大変勉強になる一冊だったので先月からシリーズで
まとめてきたが、今朝が最終回。
知性を発達させたければ試練と支援の組合せが欠かせない。
試練とは、これまで抱いてきた自身の世界観や価値観の
限界を思い知らされるような問題を付きつけられること。
支援とは、自分はそれほど社会のこと、世の中のことを
知っているわけではなかったと気づいて不安が込み上げて
きたとき、それに押しつぶされないように支えてもらえること。
要は、成長には、やはり試練やリスクが必要、でも、試練
やリスクをただ与えっぱなしではなく、その試練に立ち
向かえるだけの支援、ある意味安心してその試練やリスクに
立ち向かえるだけの支援が必要だと本書は述べている。
試練と支援。この二つはセットで取りいれることが必要。
あなたのチーム全員が不安を感じずに試練に向き合うために、
どの面でもっと安全性をたかめるべきかわかっているだろうか?
という問いかけで、この著書は締めくくられている。
不安なく安心して向き合えることが、試練やリスクといえるのか?
という疑問が私の中に残ったが・・・
どの面でもっと安全性を高めるのか?
試練の与え方は?支援の仕方は?
自分自身熟考する必要があると思った。
以上。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝