試練と支援
親愛なる皆様
おはようございます。
昨日は午後からフリーで企業訪問を行なった。
訪問先のK社長と人財育成と事業継承の話題になった。
人財育成は経営者として最も時間とエネルギーを
費やすべく最重要課題であると云っても過言ではない。
また事業継承は経営者の最後にして最大の仕事である。
試練を味わい、体験し、場数を踏まなければ、
人は磨かれないし、強くなれない、成長しない。
あえて試練を与えていく必要がある。
されど、全くの手放しもよくない、ある程度の
ところまでは、助言し、手を差し伸べ、いわゆる
支援が必要である。
されど、支援が過ぎると自立できない甘ちゃん体質を
創ってしまうことになり、されどされど、過度に試練
を与えると、辞めていったり潰れてしまうこともある。
試練と支援、このさじ加減が難しい。
されど(今朝はされどが多い 笑)、現在社会は支援が
過ぎて、試練を与える(体験する、味わう)機会が薄す
ぎるような気がする。否、明らかに薄い。
試練を乗り越えて見事に成長された人を私は何人も
観てきている。でも、一方で試練にやられて衰退し
ていった人も、試練を避けて何年経っても相変らず
甘ちゃん体質の人も何人も観ている。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2021/07/209584790_4091914190889834_8341332536865515742_n.jpeg?resize=287%2C176)
試練を越えると何故強くなれるのか?
それは、それ以降、その試練レベル以内の試練であ
れば、対処対応できる免疫ができるというイメージ。
免疫を創るには体験するしかない。
試練というウィルスに効くワクチンはない、
試練に効くのは試練である。
だから、「究極の支援は試練を与えること」だと、
K社長との話を終え訪問先を後にした。
一夜明け、このコラムを書きながら、
部下の免疫力を低下させているのは自分ではあるま
いかと、日頃の自分を振り返り自問自答している。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長・山田泰壮(やすお)