如何に生き、如何に在るか
~産業と情緒~
親愛なる皆様
おはようございます。
我が師からは長年様々を学ばせて頂いているが、
その柱テーマは常に「人間とは何か、人間如何に生き、
如何に在るか」であります。常にそれをど真ん中の軸
にして様々な人や出来事を媒体として学び議論してきた。
その一つが「産業と情緒」。
一言で云うと、産業の肥大化が人間性を劣化させ、
情緒を欠乏させてしまうという内容であります。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2022/05/280158314_5064798316934745_4504840274037466727_n.jpg?resize=604%2C453)
かといって、産業社会を否定するということではない。
否定するどころか、私自身経営者なわけですから、
いわばバリバリの産業人間であります。
ただ、産業社会に毒されまいという意識は相当強い。
魑魅魍魎の産業社会に居ながらにして情緒たっぷり
快活に生きる。というのが信条。
産業と情緒の共生とでも云いましょうか。
資本主義社会のメカニズムは、人間の果てしない
欲望に見事にマッチし、産業の肥大化は留まるところ
を知らない。そんな資本主義や産業社会を否定したところで、
仕方ないし、抵抗してもその流れを止めることはできない。
その中で生きていくしかない、しかし、それに毒されない為
の勉強、人間とは何か、如何に生き、如何に在るかを
常に意識し学び続けることにより快活に生きることはできる。
というよりも、そうでなければ、産業社会にエネルギー
を吸い取られます。
ゴールデンウィーク中、各地では人の出も賑わいを
取り戻し、経済の動きも活発さを取り戻しつつあります。
しかしながら、一方ではコロナの打撃により厳しい経営
状況の企業も多く、我が物流業界においても倒産件数が
昨年までよりも大幅に増加しており、深刻な状況です。
情緒などと悠長なことは云ってられない状況かもしれ
ませんが、こんな時にこそ、落ち着いて冷静に
如何に生き、如何に在るかを考えなければなりません。
ゴールデンウィークが明けました。
何はともあれ、まずは、安全第一!
皆さん、ご安全に!
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝