新時代の成長機会

親愛なる皆様
おはようございます。

過日は、<失敗しなきゃ分からない>と題して、
失敗し、否、失敗することが分かっていても敢えて
やらせて失敗させ、苦労をさせ、それを乗り越えて
いく過程で自ら気付き学び鍛えられ、成長していく
といったような、そんな荒っぽい、されど最も有効
的な(と、私は思う)教育方法が今や出来なくなってし
まった時代環境の中で、如何にして育てていくか?
事業継承していくか? そんなことを書いた。

今朝は、その手段を書きたいと思う。
実は、このことは以前にもモーニングメール
でも書いたが、改めて書く。

13時間×25日―255時間=70時間
この計算式はアバウトではあるが、
毎月100時間以上の残業がごく当たり前だった時代
から来たる2024年に施行される月間所定労働時間
255時間を差し引いた時間、「70時間」の時間短縮
ということになる。

そして、この70時間の使い方は云うまでもなく
個々自由だ、会社が拘束したり、指示できる時間
ではない。家族サービスに使うことも、自宅で
ゴロゴロするもの、パチンコに行くのもいい、
自由だ。

そこで、私の持論は、こうだ。この70時間を
時間短縮と捉えるのではなく「時間確保」と捉える。

仕事する時間は法律によってどんどん短縮されていき、
環境は働く人にとってどんどん優しく楽ちんになって
いく、これはいいとこ?ではあるが、厳しい労働環境
条件や厳しい指導の下で仕事を通じて自分を鍛え育て
ていくという機会ではなくなった。仕事、職場は、
もはやそういう場や機会ではないと捉えなければならない。

故に、確保した70時間を如何に使うか、
ここが今後の自己成長の為のファクターだと考える。

例えば、1冊の本を集中して読めば4時間位で
完読できるとしよう、それを確保した月間70時間
に当てはめて仮に1年間それだけに使ったとしたら
200冊の本が読める。

読書は心の栄養、知識や知恵の源泉、年間200冊の
本を読めば、かなりの栄養補給ができ、知識や知恵が
身につく。
確保した70時間を資格取得の為の勉強に時間に
当てたとしたら?
確保した70時間を活用し日頃お世話になっている人、
お客様、直近で名刺交換をした人に心を込めて手紙
を書いたとしたら?

「時間をどのように使うかよりも、
如何に確保するかを考える」はピーター・ドラッカーの言葉。
考えずとも、法律が70時間という時間を確保してくれた。

「自分が何に多くの時間を取られているかを知ること、
そして、何に時間を使うかを決めること」
これもピーター・ドラッカーの言葉だ。

成長の機会を見逃してはならない。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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