現象と本質~耳を澄ませば虫の声

親愛なる皆様
おはようございます。

人は転ぶと石のせいにする、
石が無ければ坂のせいにする、
坂が無ければ靴のせいにする、
人はなかなか自分のせいにはしない。

荷物が重たいのではない、
自分の力が足りないのだ。

二つの格言は本質を付いています。

では、こんなのはどうか・・・

業績の悪化を、
部下のせいする、社員のせいにする、
お客様のせいにする、同業他社のせいにする、
行政のせいにする、世の中のせいにする・・・
もう他にせいにするものがないから、
コロナはもう暫く続いてほしい(んなアホな笑)

物事には、現象と本質があります。

石も坂も靴も、荷物の重さも、コロナも全ては現象、
転んだ、荷物が担げない、業績の悪化、それらの
直接原因ではありますが、それらの真因ではありません、
真因とはつまり本質。

目に見えるものや聴こえるもの、それらは全て現象。
見えず聴こえずとも確かに在るもの、
例えば、意思や意識、思考、感情、心・・・
それらは直接見えず聴こえはしないが、確かに在る。
それらが言葉や行動となり、やがて、形となっていく。

コロナの猛威、戦争、異常気象、物価の高騰・・・
激しい現象の変化の中、経営環境も厳しい状況に
追い込まれている企業も多いが、現象にふり回さ
れるのではなく、否、振り回されながらも、
今大事なことはしっかりと本質を見ること、
真因に気づき、あらゆる手を打つこと、皆で知恵
を出し合い力を合わせること、諦めないこと。

耳を澄ませば、秋の虫たちの声が聴こえます。
季節は巡り、時は流れています。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


次の記事

戦略戦術の源泉