信頼できる人と組織

親愛なる皆さん
おはようございます。

今朝は、二人の巨人の言葉を借りて、
信頼できる人や組織、成長する人や組織を
考えてみようと思う。

まず一人目は、
世界的ベストセラー「サピエンス全史」の著書、
知の巨人、ユヴァル・ノア・ハラリ氏。
ハラリさんは、「信頼できる組織の見分け方」を
こう説いている。

原則として、自らの間違いを認めること。
意見を改めることを厭わない組織。
間違いを認め修正していくことで前進します。
こう質問してみよう。
「間違いを教えて下さい」
「それを認めたことによって何が変わったか?」
良い組織は誤りを認めて、
行動と思考方法を修正できる組織、
これが信頼できる組織です。

ハラリさんが云う「組織」を「人」に置き換え
ても同じこと。

次は心理学の巨匠カール・グスタフ・ユングの言葉。
(独特の表現なので少し私流に訳します)
「望ましい結果を得るには自分の中に潜在
する光と闇を認識すること。そして、光を
顕在化させること。更に最も重要なことは、
闇をしっかり意識し認めること」

組織はつまるところ人間の集合体、
ハラリさんの云う「間違いを認める」も、
ユングの云う「闇を意識し認める」も同じ。

闇とは、間違いと言い換えてもいい、
短所と置き換えてもいい。

それらを認めなければ、改めることや、
コントロールすることは出来ない。

人類や世の中の進化、成長、発展は、
過ちや間違いの連続で、その過ちや間違
いを認め、改め、修正してきた歴史と
云っても過言ではありません。

つまり、それが出来なければ、
進化成長もできず、他者からの信頼を
得ることもできない。

それは勿論、自分の日常にも当てはまること。
自分にしっかり矢印を向けて、
意識し続けなければならない課題です。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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