信頼できる人と組織
親愛なる皆さん
おはようございます。
今朝は、二人の巨人の言葉を借りて、
信頼できる人や組織、成長する人や組織を
考えてみようと思う。
まず一人目は、
世界的ベストセラー「サピエンス全史」の著書、
知の巨人、ユヴァル・ノア・ハラリ氏。
ハラリさんは、「信頼できる組織の見分け方」を
こう説いている。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2023/05/340003394_264124525971187_6908753116271315888_n.jpg?resize=1024%2C576)
原則として、自らの間違いを認めること。
意見を改めることを厭わない組織。
間違いを認め修正していくことで前進します。
こう質問してみよう。
「間違いを教えて下さい」
「それを認めたことによって何が変わったか?」
良い組織は誤りを認めて、
行動と思考方法を修正できる組織、
これが信頼できる組織です。
ハラリさんが云う「組織」を「人」に置き換え
ても同じこと。
次は心理学の巨匠カール・グスタフ・ユングの言葉。
(独特の表現なので少し私流に訳します)
「望ましい結果を得るには自分の中に潜在
する光と闇を認識すること。そして、光を
顕在化させること。更に最も重要なことは、
闇をしっかり意識し認めること」
組織はつまるところ人間の集合体、
ハラリさんの云う「間違いを認める」も、
ユングの云う「闇を意識し認める」も同じ。
闇とは、間違いと言い換えてもいい、
短所と置き換えてもいい。
それらを認めなければ、改めることや、
コントロールすることは出来ない。
人類や世の中の進化、成長、発展は、
過ちや間違いの連続で、その過ちや間違
いを認め、改め、修正してきた歴史と
云っても過言ではありません。
つまり、それが出来なければ、
進化成長もできず、他者からの信頼を
得ることもできない。
それは勿論、自分の日常にも当てはまること。
自分にしっかり矢印を向けて、
意識し続けなければならない課題です。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝