苦言に代わるもの
親愛なる皆さん
おはようございます。
年齢を重ね、然るべき立場や役職に就くと
自分の周りから苦言がどんどん消えていく。
苦言を受けるのは少々辛くてしんどい、
だから、心情とすれば、できれば避けたい、
されど、苦言とは自分への問いであり、成長の為の
アドバイスであり、未来へのメッセージであります。
避けたり遠ざけたりすると、そこで成長は止まり、
劣化が始まる。そこから勘違いが始まり、奢りが
生まれてくる。。。
マズイ。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2023/07/357759389_6340745042673393_2990173254823297781_n.jpg?resize=600%2C416)
だから、私は長年、そんなメッセージを発信して
下さる方々へ意図して会いにいくよう努めてきた。
しかし、歳を重ね、そういった尊敬する先生や偉大
なる先達の方々がご高齢になられたり、ご逝去され
たり。。。ここ最近では苦言がめっきり減った。
マズイ。
故に、意識していることが三つある。
一つは、声なきメッセージに気づくこと。
社員や受講生や家族、友人、まわりの人達の顔色
や態度、お客様の反応、職場の空気といった、
形無き、音無きメッセージに目を凝らし、耳を澄まし、
その本質、意図するところを解読しなければならない。
そしてもう一つは、私自身が苦言を発信する
側に立つ年齢や立場に既になっているということ
をしっかり自覚して、責任を持って発信すること。
そして、自ら発信した言葉がそのまま自分に返り
自分を戒めることも間々ある。
三つ目は、しっかり読書をすること。
それも良書を繰り返し読むこと。
これは先の二つを実践する為にも欠かせないことであり、
過去に自分を戒めてくれたり、鼓舞してくれた良書を
繰り返し読むことは、先生や先達の苦言に値する。
成長し続けるために、否、せめて劣化せぬよう、
先の三つを意識し、実践し続けて参ります。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝