〝取り引き〟から〝取り組み〟へ~エムカンパニーさんから学ぶ~

親愛なる皆様
おはようございます。

昨日のオンライン物流交流会は、
ヤマネットではお馴染みの㈱エムカンパニー
松木社長にご登場頂き、「進化、深化、そして、真価」
と題して、創業からのトライ&エラー、スクラップ&ビルド
現在の素晴らしい企業風土、仕組み、強い体質に至るまでの
歴史と考え方、そして、未来のビジョンを60分強じっくりと、
赤裸々な失敗談や苦労話も交え語って頂きました。

私は主催者ですから、御参加の皆さんにとって多くの
気付きや学び、収獲を得て頂くことを旨としなければ
なりませんが。。。昨日の松木社長のお話しは、私に
とって実に大きな気づきというか苦言にも似た示唆があり、
かなり反省するところがあり、実は昨日から少し落ち込ん
でしまっているくらいです。

というのも、エムカンパニーさんの社長はじめ幹部の
方々のお客様に対する愛情というか本気の取り組みというか、
常にお客様目線に立って物事を捉え仕事を組み立ている。
お客様あっての仕事なわけですから、
言ってみれば当たり前のことなのですが、
できていない、自分自身の欠落に気付かされたのです。

提案を理解してくれないお客様や、
反応が鈍く遅いお客様、
交渉がなかなかうまく進まなかったりする相手に対して、
不満を抱き、けっこうボヤいている。
ともすると、お客様を敵のように捉え、提案の投げかけや
交渉事があたかも戦の如く、相手を倒す、もしくは刺し違える
くらいの鼻息荒い気持ちになっていることすらある。

松木社長のお話を聴き、自分のそんな感覚が恥ずかしく思え、
至極反省した次第です。

松木社長はお客様との仕事は〝取り引き〟ではなく〝取り組み〟
と定義し、取り組みが成立しない先は、お客様ではないという。
その線引き、見極めは難しいところではあるが、メチャクチャ
共感できる。でも、私の場合は、交渉事や話し合いが難航する
先か否かで、その線引きをしている向きがある。

エムカンさんとの決定的な違いは、仕組化されているか否か。
運行車輛のが決められたエリアの中で、毎日同じ時間に運行して
いる路線バスの如くダイヤ(時刻表)があり、そのダイヤに乗って
頂ければ安価で出来ます。とういうもの、路線バスの仕組み、
料金体系を貨物運送事業で実現しているということ。
価格決定権を持っているということ。

自社の仕組もままならないレベルでお客様に対して
ボヤいていては、話しになりません。
ボヤくのをやめよう、社長がこれでは社員で伝播します。
しっかり反省し、意識改め、今更ながらですが、
気付いたらそれが合図、仕組み作りに向けて動いて参ります。

松木社長、エムカンパニーの皆さん、ありがとう!
学んで、マネんで参ります。

今日も一日良い日に致します。

物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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