激動の時代を駆け抜けろ!

親愛なる皆さん
おはようございます。
昨日、一昨日と、久しぶりの後輩経営者から
電話が入り、別の経営者でありながら同様の
内容に少し驚いたのと、厳しい時代を痛感した。
内容の詳細はここでは描けないが、
二人とも窮地に立っている。
相談の電話だった。
仕事をしていて困難や苦しみの通過点は誰しもある。
しかし、窮地に立った時、究極の選択に迫られた時
には、経営者やビジネスマンとしてではなく
意思決定基準は、人間として如何に在るか、
如何に生きるかが重要だと私は思う。
「濡れ衣を干そうともせず子供らが
なすがままに果てし君かな」
これは、西南戦争で散っていった西郷隆盛をはじめ
とした若き志士への念いを勝海舟が詠った歌。
潔く、そして切なく悲しい、武士道を詠った歌である。
濡れ衣を干さない、命果てても言い訳をしない、
かけがないのない命を一分の迷いも無く全うする潔さ。
日本人のDNAの中に脈々と受け継がれてきた武士道だ。
しかし、そのDNAはどうもかなり薄まってしまって
いるようだ。濡れ衣を干しっぱなし、言い訳しっぱなし、
ごまかし、はぐらかし・・・
武士には約束という概念がない、
何故ならば、言ったことはやる、否、「言う」と「やる」
は同義語だから、約束をしたり念を押す必要がない。
今はもうサムライの時代ではない、されど、
約束を全う出来なかったこと、失敗したことに対し、
せめて言訳をせず、素直に認め、受け入れる気持ちを持
ちたい。
後輩経営者には、私なりのアドバイスはしたが・・・
どうか諦めず窮地を脱してほしい。
明日は、物流応援団ヤマネット全国大会in名古屋、
今年で15回目の全国大会、今回のタイトルは
「物流、激動の時代を駆け抜けろ!」と題して、
精鋭経営者達によるパネルディスカッション、
実践研修修了生によるプレゼンチャンピオンシップ、
大手物流企業社長との対談、
正に激動の時代を駆け抜けているリーダー達から
リアル情報満載、刺激満載の一日になるでしょう。
そして、今日はヤマネット全国アドバイザー協議会、
全国からサムライ達が名古屋に集結する。
共に学び、共に刺激し合い、厳しい時代、
激動の時代を共に駆け抜けて参ります。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝
*画像は昨年福岡での全国大会の模様