自由な時間を如何に使うか

親愛なる皆さん
おはようございます。

今年も物流マネージャー実践研修の季節が
やって参りました。明日から名古屋、そして福岡と
半年間の熱い季節が始まります。

この研修は、云わば、学びと実践の場数を与える
研修といっても過言ではありません。

講義の中でも「数や量の先に質の向上がある」と、
営業で成果をあげるには顧客接点を増やす、文章
力を上げるには読み書きの量を増やす、何につけ
上達するには練習、訓練の量、かける時間を
増やすこと、場数の重要さを伝え続けています。

創業から25年、14年前からは実運送事業の経営も
兼務となり、公私ともに怒涛の如く押し寄せてくる
出来事の度に、させて頂いた経験体験は私の血肉と
なった。読書や物書きの量もまた血肉を増強してくれた。
意識や思考を変化させ強化し、少々のことでは
狼狽えることはなくなった。起きた問題をじっと観察し
考える、感情をコントロールしながら、発言する、
行動する、また時には発言しない、行動しないという
選択も。(若い頃は、発言しない、行動しないという
選択はまずなかった笑)
これらは場数の賜物だと思います。

話しは変わり、労働法の改正から1年、、、
それだけが要因ではないにせよ、
企業の倒産(廃業含)件数は増え続けている。
働く時間を短縮し、賃金を上げていく政策は、
企業の(特に中小企業)経営を益々困難にしていく。
そして、人財育成、教育においても業務の一環と
見なされ、その時間の確保もまた困難だ。

そんな中で、長年継続している実践研修は、
先述の如く、学びと実践の場数を与える研修、
ある意味時代に逆行したプログラムだ。

私の考えは、こうだ。
働く時間が短縮されたことにより確保できた時間を、
各自が如何に使うかを自らの意思で決めること。
その時間は誰にも拘束されない、自由な時間だ。
詰まるところ、その時間を自身の成長の為、成果を
創り出す為の時間として使う意思決定ができるか否か。
その意思決定と行動が長い時間をかけ明暗を明らか
にする数多くの事例を観てきたし、自身の経験体験
においても実感している。

長い時間が流れ、時代は変わった。
されど、変わらず場数を与え続けている。
受講生にも部下にも自分にも。

受講生の多くが我が子のような世代の人達で占める
ようになった。誰にも拘束されない自由な時間を彼ら
が如何に使うか、、、
彼らと共に学ぶ半年間が、今年もまた始まる。
時は流れ、時代は変われど熱き想いは変わらない。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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