~創業25周年プレミアム~ その2:変えてはならぬこと、変えなければならぬこと
親愛なる皆さん
おはようございます。
社会人デビューの18歳から34歳まではサラリーマン。
16年務めた会社を辞めたのが2000年3月末、最終日
まで業務の引継ぎやら各事業所や顧客先への挨拶等で
アクセク動いていたので、退職した翌日は本社へ営業車
返しに行ったり、お世話になった社長のご自宅に最後の
挨拶に伺い、、、その後それから慌てて創業の準備に取
り掛かり、1か月後の5月1日にヤマネットを創業した。

奥さんからは
「ところで創業して何をやるの?」と聴かれたが、
「昨日まで引継ぎやらなんやらで忙しかったしな、
細かいこと未だ決まってへんねん」と応えると、
呆れていた。
取り急ぎ、利用運送の許可だけはとっておこうと、
法人の立ち上げと利用運送申請手続きを進める一方、
有り難いことに多くの会社からお声をかけて頂き、
そこに就職するという選択はせず、社外幹部として
応援させて頂く契約をし、営業活動、事故防止、
社内QC活動、社員教育等々、様々な応援をさせて
頂いた。後に旗を掲げる物流応援団の原点はここに
あるのかもしれません。

物流会社5社の社外幹部としての活動と利用運送
事業を併用して、創業から1年余りは人は雇用せず、
1人で動き回っていた。楽しかった。この時から既
に陸マグロ、今も変わらず(笑)
そして、当時から否、サラリーマン時代から変わら
ない(変えていない)ことは、三現主義。
現場に身を置く、現物を観る、現実を知る。
社外幹部契約先においても、各社のトラックによく
乗務した。利用運送で依頼している協力会社さんの
ドライバーに添乗した。新規業務の立ち上げには必ず
積み先、降ろし先に立ち会った。
あれから、25年、
一昨日も新規業務に同行し、現場に立ち会った。
変えてはならぬことと、
変えなければならぬことがある。
“変えてはならぬこと”が三現主義だ。
現場、現物、現実を知らずして、マネジメントは
できない。リーダーシップは発揮できない。
そして、今、次世代への事業継承を行なうべく
私に課せられている“変えなければならぬ”ことは、
現場、実務に対して、手出し口出しが過ぎる
私自身の行動言動パターン。
四半世紀の間に時代環境、働く環境は大きく変わった。
故に、変えてはならぬこと、変えなければならぬことを
真剣に慎重に考え、行なっていく必要がある。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝
*2000年シドニー五輪・高橋選手女子マラソン日本初金メダル
*2024年パリ五輪・北口選手女子やり投げ日本初金メダル