失敗哲学
親愛なる皆さん
おはようございます。
物流応援団グループは、
㈱ヤマネット、㈱マイロジ、㈱物流応援団
の3社から成る。
ヤマネットは25年前に私が創業した会社、
利用運送で開業した後、紆余曲折の歴史を経て、
現在は研修事業を通じて物流業界活性化を目的とする
教育会社です。マイロジは創業54年の地元運送会社、
御縁あって14年半前に経営を継承した。そして、
㈱物流応援団は現在、荷主様と共に商品開発を行ない
コールデマルシェ事業を展開している。
リーマンショック、震災、コロナ、、、と、
人災天災を問わず、世を揺るがす大きな禍もあり、
加えて私自身の不徳から数々の失敗もあり、満身創痍に
なりながらもよくぞ潰れずに今日まできたもんだと
我ながら感心致します。それどころか、その失敗体験の
一つひとつが血肉になっている気が致します。否、間違
くなっている。
だから、成功などと云うにはまだまだほど遠いので、
成功哲学を語ることなどとてもできないが、
失敗哲学はしっかり語れる。
目的を見失ったら失敗する。
調子に乗ったら失敗する。
あれこれ手を出したら失敗する。
創業したヤマネットでは、利用運送で始まった事業が、
気が付けば、倉庫業、食材の宅配事業、中古トラック
買取販売、それに伴う簡易整備工場、遊戯機器の
アッセンブリー工場、東北エリアも含め拠点も次々に
増設し、業種においてもエリアにおいても、イケイケ
どんどんで拡大、否、膨張していった。
気が付けば、一体何屋さんか分からないような有様
・・・見事にどれもこれも失敗に終り、行き詰まり、
倒産の危機に晒されるも、多くの人達に助けられ、
今がある。
業種、顧客、エリアを集中する、自分と自社の強み
に集中する、全てが「物流の活性化」という目的の
元に行なわれているか否か、要は目的を明確にし、
ブレずにやり続けるということ。
それらが習慣化するまで学び続けやり続けること。
さもなくば失敗する。
私が主催する物流マネージャー実践研修は、
私の失敗体験の逆さまのロジックでプログラムが創
られているので、忠実に行動すれば必ず成果が出
るようにできている。
私の過去の失敗が、自分のみならず自社にも業界
にも活かされている。(自画自賛 笑)
失敗とは「敗け」を「失う」と描きます。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝



