真価を問う:其の3(最終回) ~渡り鳥のⅤ字編隊~

親愛なる皆様
おはようございます。

渡り鳥のⅤ字編隊のメカニズムを学んだ。

およそ6年前、
ロンドン大学の調査チームが渡り鳥に小さなGPS
装置を取り付け、V字編隊のメカニズムを解明した。
その調査結果から我々人間が学ぶべきことは多い。

先頭を飛ぶ鳥が飛行中の空気抵抗を最も強く受け、
2番目以降を飛ぶ鳥の空気抵抗を極力押さえる。
そして、ここからが驚くべきだが、最も空気抵抗
を受け体力を消耗する先頭の鳥がローテーション
されていく。次に先頭のローテーションがまわっ
てくるまで空気抵抗の少ない二番目以降の位置に
つき体力を温存しながら飛行を続ける。

ずっと先頭に立ち、しんどい仕事を一羽のリーダー
が背負うのでなく、仲間の力を借りる、全員がリー
ダーであり、全員で助け合いながら何万キロもの
飛行の旅を続け、目的地へ向かう。先頭(リーダー)
が変わっても目的地へ向かう方向はブレない。

長い旅の途中、力尽きて死んでしまう鳥がいる。
その鳥は、体力の無い年老いた鳥ではなく、
旅の経験が少ない若い鳥、仲間の力を借りる知恵を
持ち合わせていない鳥だという。なるほど・・・

シリーズで書いてきた「真価を問う」。
最終回に渡り鳥のⅤ字編隊のメカニズムを取り上
げた理由は、我々の人生は要は組織活動だということ。
生まれてから死ぬまでずっと一瞬たりとも例外なく、
関わり合いながら生きている以上は、一人ひとりが
他者のことを思いやり、助け合うことが、
その組織活動を活性化することに繋がる。

其の1で取り上げた「多様性」を受け容れる覚悟や
寛容も、其の2で取り上げた「公共性」も、
要は組織活動、詰まるところより良い人間関係創造
の他ありません。

有事の時も平時においても、人の為に全力で働くこと。
後ろを飛ぶ仲間の為に空気抵抗を一身に受けて先頭を
飛ぶ渡り鳥のように。

シリーズ<真価を問う>おわり。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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