振り返り、締めくくり、挑む 〜2020年ファイナル~

親愛なる皆様
おはようございます。

今年最後のモーニングメールです。一年を振り返り、締め括り、来たる新年に挑んで参ります。
今年は「勉強」の一年にする。
新年にそう抱負を述べたのは、研修事業や社内の人財育成をより深めていく為に、より強くて柔軟な組織を築いていく為には、自分自身がもっと勉強し、深め、強くて柔軟な人間になければならないと思ったからだ。
そして、ここ数年研修事業のエリアや講座数が増え1年の約半分は研修を開催しており、アウトプット量過多で、空っぽ感に襲われ、勉強不足を痛感し、今年はインプット量を断然増やそう!という理由からであります。

具体的に研修の講座数を減らした年間スケジュールを組み、目標、読書50冊&セミナーや勉強会への参加50回、「インプット100」のスローガンを掲げた。
そして、今年がスタートしてまもなく、コロナが発生し、瞬く間に世界を呑み込んだ。
研修の講座数を減らすどころか半年間はクローズとなり、半年後に再開するも、オンラインの為、出張で現地に出向く必要がなくなり、幸いにして?「勉強」の時間をたっぷり確保することができた。
「半年間研修を全てクローズする」と決めた3月、コラムに以下のコメント書いた。

>時間が空いてしまったのではなく、貴重な時間が確保できた。
>やることは明確だ。ひたすら前を向いて進みます。前を向いて進めたと思います。掲げた「インプット100」目標は達成できた。
そして、新たに気づいたこと発見したことも多く、改めて勉強することの大事を思った。
されど、一方では自分の課題発見や不出来を思い知らされることも多かった。
本年最後のモーニングメールは、今年読んだ本の中で、最も心に響き、腹に落ち、動機付けされた文章を引用したいと思います。

8月に<リーダーシップと組織の概念>と題して書いたコラムでも引用した心理学者アルフレッド・アドラーの「人生の意味の心理学」より。
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我々の周りには他者がいる。
そして、我々は他者と結びついて生きている。
そして、人間は個人としては弱く限界があるので、一人では自分の目標を達成することはできない。
人は弱さ欠点、限界の為にいつも他者と結びついているのである。
自己と人類の幸福の為に最も貢献するのは「共同体感覚」である。
自己への執着を他者への関心へ切り替えることである
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実は、来年は3年ぶりの出版を企んでいる。
その為ということもあり、今年は、心理学の三大巨匠、フロイト、ユング、アドラー関連の著書を意欲的に読み、セミナーにも意欲的に参加した。
3冊目の概要は、未だ内緒(笑)お楽しみということで。
その中でも、上記アドラーの言葉は、今年の「勉強」の目的にドンピシャで、人間関係の在り方捉え方、そして、人財育成や組織創りの概念を変容させていく為の力強い動機づけとなった。
勉強という抱負は、今年一年のものではなく、毎年の抱負として掲げていこう。

来年も社内外の皆さんと共に学び、激動の時代を“共同体感覚”を持って挑んで参ります。
一年間、本当に有り難うございました。
来年も宜しくお願い致します。
どうかご無事でよいお年をお迎えください。

今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝

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