報恩と感恩~つながり | 物流人材育成
親愛なる皆様
おはようございます。
私の恩人であり親友のK氏の会社には経営理念である
「報恩」の文字が大きな額に入れて掲げてある。
私も大変尊敬していた先代(K氏の父上)の生前、
訪問し社長室を訪ねると喜んで下さり、いろいろな
お話をして下さった。先代が話される後ろの壁には
「報恩」の文字がありました。なので、私には先代
の姿と報恩の文字が1枚の写真のように脳裏に焼き
付いている。
「山田さん、恩に報いること、仕事も人生もこれに尽きる。
でも、報いる為には、まず恩を感じなければならない、
それが恩だと感じなければ、報いることはできないからね。
でも、報いなければ、感じてないのと同じだからね。
しかし、今は豊かになりすぎて、何もかもが当たり前になって、
恩を感じない人が増えた・・・」
報恩についての思いと、現代の嘆きを語られていたのを憶えている。
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2021/08/238613096_4229986783749240_8727085854700427949_n.jpeg?resize=1024%2C646)
私には全国各地に応援して下さる方々がいる、
仕事をくださっている多くのお客様がいる、
会社には一所懸命働いてくれている沢山の社員がいる、
家族がいる、友達がいる・・・
直接接する人のみならず、人間はあらゆるものを通して
多くの人と繋がっている。
例えば、今こうしてキーと叩いているパソコンも、
発案した人、設計した人、製造した人、運んだ人、
宣伝広告した人、販売した人、もっと細分化すると、
製造した人の中にも、液晶を開発した人、キーボード
のプラスチック、そのプラスチックの原料・・・と、
1台のパソコンが自分の手元に来るまでにはとてつもなく
多くの人との繋がりがなければあり得ない。
どこまで恩に報いているか?報いることができるか?
その前にどれだけ恩を感じることができるか?
当たり前になっていないか?
心静かに振り返ってみたい。
今日も一日良い日に致します。
物流応援団長(兼)応援され団長
山田泰壮(やすお) 拝