人生、三つの選択
親愛なる皆様
おはようございます。
人間は十人十色、否、千差万別、つくづくそう思う。
同じ家庭に生まれ、同じ親の元で育った子供なのに
全然違うキャラクターであったり、同じ会社で働き、
同じ上司の下で働いているのにある人は前向きで、
ある人は不平不満ばかり、同じ研修を受講しているのに、
プラス思考の人、マイナス思考の人・・・
![](https://i0.wp.com/www.yamanet.tv/wp/wp-content/uploads/2019/05/60099077_2196983190382953_6483253317995593728_n.jpg?resize=560%2C316)
各々のこれまでの経験体験、生きてきた環境が違うから
物事の捉え方、考え方が違うのは仕方ないというか当た
り前です。しかし、子供の頃からほぼ同じ環境の中で経験
体験をしてきた双子が全く異なる物事の捉え方考え方に
なるのは一体どうしたことか?不思議です。
人は何もかもを見たいように見、聞きたいように聞くよう
であります。どういう見方聴き方が良い悪いという話では
ありません。同じ場所で同じ人の話を聴いていても、私が
見ている景色、聴いている話は、あなたが見ている聴いて
いるそれとは全く違う。環境や経験体験によって培われる
(左右される)思考と、環境や経験体験にも左右されない、
もっと根深い大前提の上に、どうしようもない条件の上に
人間個々は存在しているのかもしれません。それを性格と
いうのか、体質というのか、または運命というのか・・・
ここではとりあえず個性としておく。
そういうそれぞれの個性を持った人間の集団や組織に対し、
意思統一をはかったり、一致団結させたりするのは至難の
業といえる。でも、それをするのがリーダーの仕事であります。
たいへんな役目であり、たいへんな仕事ではありますが、
勘違いをしてはいけない、リーダーが図れる意思統一は、
前述でいう環境や経験体験によって、左右できる物事の
捉え方や考え方の部分であって、個性(性格)ではない。
何故ならそれは根深い大前提だからだ、どうしようもない
条件だからだ。そもそも一致や統一できるものではない。
そこまでをも変えようとするからおかしくなる。
本来触れることはできないし、変えれない、もっというと、
いらんお世話だ。そこは触っても変わらない、リーダーで
あっても上司であっても、親であってもそうだ、そこを
とやかくいう権利、資格は実はない。
では、どうすればよいか?私は選択肢は3つだと思う。
①縁を切るか、②上手に付き合うか、③受け容れるか。
人生は人間関係であるといっても過言ではない。
生まれてから死ぬまでずっと誰かと関わりを合っている。
その人生の豊かさはこの三つの選択によって決まると私は思う。
①自分の思い通りにならない、気に入らない相手と縁を切ると
いう選択はあまりに貧しい。
②相手に応じてその距離感を判断し上手に付き合っていく選択、
これが出来る人は素晴らしいと思うが、時にしんどい。
③相手を問わず御縁ある人全てを受け容れることの出来る人は
とても心豊かだ。器が大きく、穏やかな人だろう。
言うは易し、行なうは難しだが、私はそんな人間を目指したい。
今日も一日良い日に致します。
物流応援され団長・山田 押忍!